銀行員はとにかくリスクを取らぬように教育される。【オロゴンのTwitterアーカイブ】

銀行員時代
By: Aslak Raanes

銀行員はとにかくリスクを取らぬように教育される。

組織としては当然だが、個人的なリスクを取らないことが
本能的に刷り込まれている人間が多い。

とにかく 「責任を上司に投げろ」と教育されて育つ。

担当者による案件の「握り込み」が企業生命を危機に晒すからだ。

 

案件の握り込みの悲惨な末路

とある担当者が取引先社長から2か月後の融資の期日延長の打診を受ける。

仕事に追われ、融資の稟議起案をついつい後回しに。

期日を間もなく迎えることに気づき、慌てて稟議書くが、
業績の変化で本部決裁案件となることが判明。タイムオーバー確実。

 

上司にも取引先にも言えず追い詰められた彼は、PCで融資契約書を偽造し、何食わぬ顔で取引先社長の所に出向き更改の手続をする。

偽造書類は銀行に持ち帰れないため、そっと駅のコインロッカーにしまう

期日到来日になって、他行への返済を見込んでいた取引先は資金ショートを起こす…。

 

(2018年9月2日のツイート)

 

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