奨学金を返済しなくていいかという質問が増えている 【オロゴンのTwitterアーカイブ】

ローン・借金
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奨学金を返済しなくていいかという質問が増えている件。

僕が思うに、これは債務整理を生業とする弁護士事務所の販促が多少なりとも影響しているのではないか。

ネット上にも多くの広告・HPがあるが、債務整理を「解決策」「救済措置」などの心理的障壁の低い言葉に言い換えて案内している所が多い。

「奨学金が返せないとお悩みのそこのあなた!大丈夫、解決策があります!」…てな訳だ。

中には「ご存知でしたか?奨学金は返さなくていいんです!」くらいパンチが効いた広告を打ってる所もあるかもしれない。

このご時世、弁護士事務所も競争が激しい。受注を取るためのマーケティングには必死だ。

そんな耳障りのいい言葉がネット上に多く並んでいれば、最近の若い人がそんな風に考えるようになってもおかしくないのでは、と考える次第だ。

「最近の若者はおかしい、何を考えているんだ?」というのはいつの時代も言われている事だが、 その原因は我々大人が作り出している可能性が大いにある。

「世代間ギャップ」という言葉で片付けてしまわず、その裏側にどういう事象が隠れているのか想像することも大事なのではなかろうか。

 

(2018年9月12日のツイート)

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