空港の「外貨両替」の仕組み、ご存知ですか? 【オロゴンのTwitterアーカイブ】

外貨・FX
By: frankieleon

金融機関のフィー(手数料)は見えない所で知らないうちに取られていることが多い。

代表的なのが外貨両替。

空港で両替するときのレート表を意識したことがあるだろうか?

円をドルに変えるとき用のレートと、ドルを円に戻すときのレートが存在することを多くの人はあまり意識していない。

例えばこのレート表の一番上のドルで見ると、円→ドル114.29円 と ドル→円 108.29円とちょうど6円の差。

この6円は何かというと、実は「金融機関のフィー(手数料)」。

ドルの原価は2つのレートの真ん中の111.29円で、ドルに交換する時に3円上乗せし、円に戻すときは3円さっぴいてるということ

 

つまり空港の窓口で両替をすると、実は1ドルあたり3円の手数料を金融機関に払っていることになる。

基軸通貨のドルは数%で留まっているが、香港ドルなどのマイナー通貨になると、両替する金額の1割以上が手数料なんである。

これがレートという形を取ることで、大衆からは見えにくくなっている。

 

「本日は500$の両替ですので、手数料として1500円頂戴します!」っていうのが商売の本筋なのだが、レートに手数料が織込まれているとそんなことは言わず、しれっとレシートを渡しておけばいい。

それで誰も文句を言わない。

よって価格競争は大して起こらず、外国為替は今でもドル箱商売である。

 

闇の真実に気付いてしまった人におすすめなのが空港外貨受取サービス

1回当りの事務手数料500円かかるが、手数料は9割近く安い。

予めネットで申込み、成田・羽田・中部・関空の窓口で受取る仕組み。

 

デメリットもあげておくと… FX口座を開設することになるので、パチンコ屋のカウンターでドル両替するようなものである。

理性のきく方におすすめする。

慣れるまで使い方が面倒 10日前に申し込みが必要

 

(2018年9月6日のツイート)

コメント

タイトルとURLをコピーしました